そんな私

そんな私

思いつきでいろいろと

「なんでできないの」と言う人

新人に「なんでできないの」と言う人がいる。私はこの言葉が苦手だ。

 

なんでできないのかをなんで考えないのか”と思う。自分は初めからできていたのだろうか。わかりやすく教える工夫はしているのか。自分の理解のはやさと、相手のそれを一緒にしていないか。

 

気持ちに余裕がなかったのかもしれない。ただ、新人は“なにがわからないかがわからない状態”である。まして、わかりにくいなどとは言いづらいだろう。そこに追い打ちをかけるように「なんでできないの」と言うのは違う。

 

もちろん、教わる側も気をつけることはある。わからないことをそのままにしていないか、わかったふりをしていないか等々。

 

 

 


「あの新人なんでできないんだろうね」と話題をだす人がいる。心配としてではなく、悪口を言う前提の空気で。そういう話しはなぜか盛りあがる。誰かをおとしても自分が優れていることにはならないのに。

 

私はこういった類いの話に心がザワつく。

 

聞かされて嫌な気持ちになる人がいると考えないのかと思う。それに誰かが聞いているかもしれない。後輩や新人に伝わったら?彼ら彼女らが自分も言われているのでは・・・という気持ちになることだってありうる。

 

しかし今の私に「その話題はやめてほしい」と言う度胸はない。だから話題を変える。そして、自分だけはその人のことを見捨てないようにする。

 

なぜそこまで考えるのか。それは私が10代から20代前半にかけて「なんでできないの」と言われ続けてきたからである。言われるとどういう気持ちになるか知っている。自分と同じ苦労は減らしたい。

 

そんな私。

恥をかくこと

 

以前「職場で雑談しようとすると緊張します」という記事を書きました。今回はその後の様子と気づきを書きます。

 

 

記事を書いたのは2ヶ月前。さてそこからどう変わったかですが、雑談をする時間が増えました。

 

はじめはぎこちなかったです。けれど、何度か話題をふることで相手との共通点や相違点がわかり、話しがひろがる話題を提示しやすくなりました。

 

嬉しいことに、それまで雑談をする関係でなかった人からも話しをふられるように。

 

もちろん反省することも。「また話しかけられなかった」「うまく反応できなかった」「話題が悪かった」などなど。そんなときは、友人の「会話に失敗はないよ」という言葉を思い出します。

 

不器用でも、会話をしている時点で成功だと自分に言い聞かせています。

 

 

 


さて、今回の経験で気づいたことがひとつ。

 

私が職場での雑談を苦手に感じていたのは「勇気がないから」「相手を気にしすぎるから」ということもありますが、一番の理由は「恥をかきたくないから」でした。

 

私は初対面の人や慣れていない人と話すとき、あまり目を見れません。緊張汗をかきます。声は小さいし、口も手足も震える。話し終わったあとは肺が痛い。きっとうまく呼吸ができていないのでしょう。

 

こんな思いはしたくないし、こんな自分の姿は見せたくありません。恥ずかしいから。でも、それ以上に会話を求めている自分がいる。

 

いままでは職場での雑談なんてなくていいと思っていました。実際、なくても仕事はできるし。話したければプライベートの友達と話せばいい。だいたい雑談したところでうまく話せるかわからない。なら淡々と仕事してお給料だけもらおう。

 

たしかにそれでもいい。ただ、そう悟った態度をとることで自分を守っている部分もありました。本当はおしゃべりが大好きなのに。

 

でも今は「恥かいたっていいじゃん」という気持ちの方が大きいです。恥の先にはちゃんと見返りがあることを経験しつつあるので。

 

まだまだ雑談はすんなりとはいきません。けれど、仕事にいくモチベーションにはなっています。

 

それとこれは予想外だったのですが、雑談以外のやりとりにも興味がでてきました。自分の意見を言うこと、交渉すること、お願いや、謝りかた。

 

仕事はこれらを練習するにはちょうどいい場です。勉強したことはすぐに活かせるし。

 

あれ、もしかしたら仕事って楽しい面もあるのかも。どうやらまだまだ飽きずに働けそうです。


そんな私。

親との距離間

親の前で不機嫌な態度をとることがある。学生の頃よりはましになったが、なくなったわけではない。そのたびに「この年になってまで・・・」と、自己嫌悪に陥る。

 

帰省中は機嫌よくいようと思うのだが、少し嫌なことがあると途端に保てなくなる。

 

内心「あぁ、まただ」と思っていてもやめられない。そんなときは外出したり、気持ちが落ち着くまで親と距離を置くことにしている。

 

思えば学生時代は何度もひどいことを言った。よく愛想を尽かされなかったと思う。

 

一度、母に話したことがある。自分が不機嫌な態度をとってしまうこと、そのあと自己嫌悪に陥ってしまうこと。そのときはたしか「そういった感情を出されないことのほうが心配」と言われた。

 

そこで気づく。自分が不機嫌な態度を出せるのは、それでも見捨てられない自信と許されるという甘えがあったからなのだ。

 

親は一枚も二枚も上手だった。ただそのことがわかったからといって、自分の不機嫌をなくせるほど器用な性格ではない。

 

だから私は親と離れて暮らしている。親との関係性は悪くない。むしろいい。だからこそ、不機嫌になってしまったときに自分を責めてしまう。その時間を減らしたいのだ。

 

不機嫌を治す努力より、相手を嫌いにならない距離を保つ方が私にとってはしやすい。

 

親に限らず、人との距離が近すぎるとしんどい。物理的にも、精神的にも。相手の性格がどんなによかったとしても、である。人が嫌いなわけではない。めんどうな性格だなと思う。

 

実家には年に2回ほど帰省している。月に一度は電話もしている。今はこのくらいがちょうどいい。

 

そんな私。

 

▲「一緒に住む」が向いてない人へ

東京さんぽ3

 

さて、前回の続きです。

 

▲前回の記事

 

東京国立博物館

 

f:id:sonawata:20200216195500j:image

 

本館、東洋館、平成館にわかれています。私は東洋館の展示にいってきました。中国やインドなど、アジア地域の美術品が展示されています。本館や平成館と合わせて巡れば一日中いれそう。

 

 

 

藝大アートプラザ

 

f:id:sonawata:20200216195517j:image

 

東京藝術大学上野キャンパス内にあるギャラリーショップです。ちょうど卒展もしていたので藝大生の作品もみてきました。美大の卒展は「無料でいいの?」というくらい楽しめるのでおすすめ。

 

 

 

ほぼ日曜日

 

f:id:sonawata:20200216195534j:image

 

渋谷PARCOの8階にあります。行われているのは展示会やライブなど。私が訪れたときは「北の国から展」をしていました。今後も楽しげなイベントがたくさん。

 

 

 

容器文化ミュージアム

 

f:id:sonawata:20200216195605j:image

 

容器包装の技術や工夫を知ることができるミュージアムです。入場無料。ただし平日のみ開館。藝大に置いてあったチラシで知りました。大崎駅、五反田駅が最寄り。

 

 

以上です。どこもおひとりさまでいけるので、さんぽがてら出かけてみてはいかがでしょうか。

 

そんな私。

 

▲去年の記事