この物語は
悪魔のような鬼教師と
K野の茶番をまとめた
数日間の記録。
後編。
K野:でも先生、じゃあどうしたら
年下に振り向いてもらえるんですか?
まやや:そんな事言ってる内は、
一生振り向いてもらえません。
K野:わたし、アウト~。
まやや:自分で考えなさいって言いたいところだけど、1つだけ教えてあげる。
あなたの場合は「放置」
これがキーワードよ。
K野:放置って...
そのまま連絡が途絶えちゃったら...
まやや:それまでよ。
あきらめなさい。
K野:な!やりとりしてれば
会えるかもしれないじゃないですか!!
まやや:あなたそれで会えた事ある?
”既読無視される”か、”会う日が決まらない”の
どちらかじゃないかしら。
そんなのは会う気がないのと同じです。
ウザイのよ。
K野:っっ!!(吐血)
......わ、私どうしたら良いんですか......
このままじゃ年下どころか
誰にも振り向いてもらえな...
まやや:ブスが悩んでどうするの?
だいたいあなたは、恋愛の一本柱だからそうなるの。
一つがダメだと全てがダメに感じてしまう。
誰かに好かれる事をゴールにしていたら
いつまでたっても幸せになんてなれません。
K野:ピーーーー(心肺停止)
~数日後~
K野:先生!
まやや:あら、生きてたのね。
K野:テヘ!!!
先生に言われて考えてみたんです。
年下との距離感。
確かに、ほんの少しだけ近かったのかもしれません......
まやや:ほんの少しじゃなくて、
”だいぶ近い”の間違いでしょ?
K野:(無視)振り向いてもらえなかったら
ネタにするとか、
恋愛以外に楽しみ見つけるとか、
執着減らせる方法探してみますっ
まやや:あなたも少しは目覚めたみたいね。
K野:先生、アロハ!
(軽やかに走り去ってゆく)
まやや:(微笑)
ー完ー
*このお話はフィクションです。
内容は、あくまでまややの意(以下略)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
この、小芝居。
良いよね、たまには。
何かを隠れ蓑にした小言って
気持ち良いし!!(そこか)
まぁ、現実は前のめったりで
割り切れたもんじゃないですが…
そんな時は
何をとって~何を諦めるの~♪です。
(幸せのものさしby竹内まりや)
▲もう9年前…
最後に。テレビドラマ「BOSS」6話で
こんなセリフがあります。
「悪くないよ、オバさんも。
そんなにつっぱらなくてすむから。
ゆる〜くなってるから。」
▲女王の教室からキャラ逆転。
オジさん(オバさん)になるのは楽しくないかもしれない。
でも、気持ち次第で楽に過ごせるのかも。
そんな私。