そんな私

そんな私

思いつきでいろいろと

恥をかくこと

 

以前「職場で雑談しようとすると緊張します」という記事を書きました。今回はその後の様子と気づきを書きます。

 

 

記事を書いたのは2ヶ月前。さてそこからどう変わったかですが、雑談をする時間が増えました。

 

はじめはぎこちなかったです。けれど、何度か話題をふることで相手との共通点や相違点がわかり、話しがひろがる話題を提示しやすくなりました。

 

嬉しいことに、それまで雑談をする関係でなかった人からも話しをふられるように。

 

もちろん反省することも。「また話しかけられなかった」「うまく反応できなかった」「話題が悪かった」などなど。そんなときは、友人の「会話に失敗はないよ」という言葉を思い出します。

 

不器用でも、会話をしている時点で成功だと自分に言い聞かせています。

 

 

 


さて、今回の経験で気づいたことがひとつ。

 

私が職場での雑談を苦手に感じていたのは「勇気がないから」「相手を気にしすぎるから」ということもありますが、一番の理由は「恥をかきたくないから」でした。

 

私は初対面の人や慣れていない人と話すとき、あまり目を見れません。緊張汗をかきます。声は小さいし、口も手足も震える。話し終わったあとは肺が痛い。きっとうまく呼吸ができていないのでしょう。

 

こんな思いはしたくないし、こんな自分の姿は見せたくありません。恥ずかしいから。でも、それ以上に会話を求めている自分がいる。

 

いままでは職場での雑談なんてなくていいと思っていました。実際、なくても仕事はできるし。話したければプライベートの友達と話せばいい。だいたい雑談したところでうまく話せるかわからない。なら淡々と仕事してお給料だけもらおう。

 

たしかにそれでもいい。ただ、そう悟った態度をとることで自分を守っている部分もありました。本当はおしゃべりが大好きなのに。

 

でも今は「恥かいたっていいじゃん」という気持ちの方が大きいです。恥の先にはちゃんと見返りがあることを経験しつつあるので。

 

まだまだ雑談はすんなりとはいきません。けれど、仕事にいくモチベーションにはなっています。

 

それとこれは予想外だったのですが、雑談以外のやりとりにも興味がでてきました。自分の意見を言うこと、交渉すること、お願いや、謝りかた。

 

仕事はこれらを練習するにはちょうどいい場です。勉強したことはすぐに活かせるし。

 

あれ、もしかしたら仕事って楽しい面もあるのかも。どうやらまだまだ飽きずに働けそうです。


そんな私。