そんな私

そんな私

思いつきでいろいろと

違和感を信じる

兄との話をもう少しさせてほしい。

 

 

兄と私の違いはなんだろうか。兄になくて私にあるものはなんだろうか。今回の出来事から思ったのは”違和感を信じられるかどうか”だと思う。

 

兄は今まで器用に生きてきた(ように私には見えていた)言い換えれば、生きてこれてしまったと言える。

 

私は中・高生ぐらいから人生にはどうにもならないことがある、向いてないことがあると感じる経験がいくつもあった。

 

なので自分の中の違和感には敏感にならざるをえなかったし、試行錯誤をしながらその気持ちに向き合ってきた。と、今だから思える。

 

そして、違和感を信じるようにしている。それを無視すると心が壊れると知っているから。そう思うと私の人生は辞めたり避けたりが多いが、その選択は自分を守る為なのかもしれない。

 

憶測だが、兄は気持ちに違和感を感じつつも信じるまでには至らなかったのではないか。

 

気のせいだろう、ここまでやってきたし、周りの期待もある、我慢しろ、自分ならどうにかできる…そんな心の声を優先したのではないか。

 

渦中にいる兄だが、今は自分の心に耳をすます時間なのだと思う。聞くことしかできない弟ではあるが、昔みたいに話せたらなと思っている。なんでもいいからさ。